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かりみさん
「五代雄介の愛車」

仮面ライダーといえば、バイクなくしては語れないでしょう。必要不可欠最重要アイテムですね。 クウガが疾走するシーンだけでも、すご〜くかっこいい。って思いますけど。
それ以外のシーンでも、リアリズムを追求しつつ、細かく演出されていて、はまりツボありすぎです。
蛇足になりそうかもしれませんが、言わずにいられない、バイク乗り。(自称)
ただし、メカニックに関してはあまりわかりませんので。(最初に逃げを打ちますけど)

エピソード1,2に出てくる、五代雄介の愛車、これはスズキDR250というバイクですが、 これがこのドラマの中の一番大事なバイクだと思います。(勝手に決めてるけど)私大好きです。
最重要シーンである、「五代雄介の登場」の場面で一緒に少し引きのショットで登場します。
バイクと一心同体って感じ。この後の発進シーンがいい。
迷子がお母さん達に引き取られてお礼を言って去った後、「さあ、俺も行くか」と五代君が言います。
ミラーの上にかけてあったヘルメットをくるっと回してスポンっとかぶった後、メットを自分でポンっと 叩いて、キュルンとエンジンをかけてアクセルを一発ふかして飛び出していく後ろ姿。この間たったの2秒。
一瞬で過ぎる映像ですが、これが五代自信の足回りの軽さをすごく表してます。本当はバイクを発進 させる時ってもう少し手順があるのですが、意図的な省略が生きてますよね。この2秒のシーンで、 ドラマのテンポがぱっと変わっていきます。まずはヘルメットのかぶり方のかっこよさで痺れました。
リメイクされた特別編を見てみたら、発進の時に、ヘルメットかぶった後、 サイドスタンドを上げて、キーを回して、ギアを入れるという手順が入っていました。そ、それでも3秒!
たったこれだけで、ちゃんと乗ってるって感じさせます。サイドスタンドを上げる足シーンは かっこいいんですけど、以降全編通して殆ど出てきません。希少なんですよ。

このスズキDRはオフロード車です。もともとモトクロスの耐久レース用のバイクを、公道仕様に したようなバイクで、要するに悪路走行オッケイで、オフロードのラリーなんかにぴったりなバイク。
デュアルパーパスっていいます。かっこいいでしょう。フロントフォークが長くて 長身の彼によく似合っているし、年式は、よく分からないけど多分1990年〜1995年の間じゃあないかと?? ちょっと古めです。今は製造されてないみたいです。
そしてすごく使い込まれたような汚れ加減で、長い間大事に乗りこなしてきたって感じがするバイクです。
ヘルメットもベンチレーション付きのちゃんとしたオフロード用ヘルメット。だけど使い込まれてます。
最初のシーンには出てきませんけど、この後のバイクシーンにではヘルメットにちゃんとゴーグルが 付いていて、芸が細かい。五代雄介=オフロードライダーをきちんと感じさせてくれるなあ。

そんなに大事にしている、スズキDR250なんですが、一条さんを助けるため教会に飛び込んで 炎上してしまいます。これって、このバイクが燃えてるシーンって、バイク乗りにとっては すごく心が痛い光景。見ていて切ないかったよ。でも、五代君は燃えているバイクを背中に 名場面「見ていてください、俺の、変身」するんです。
実際に、長年同じマシンに乗っていると、愛着がすごくわいて、どんな走りでもちゃんと いうことをきいてくれる自分の相棒、というか、自分の半身みたいに感じられることがあります。
五代君にとって、DRはそんなマシンなんだろうなと思うので、それが燃えてしまうことって・・・
それでも、これ以上、誰かの涙は見たくない。みんなの笑顔を守りたい!
変身、そして今までの自分との決別・・・・く〜〜、涙が出ます〜;><;

もう、語りだしたら止まりませんね。まだまだ言っちゃおうかな「クウガとTRCS」
次回。




オダギリ超さん
クウガは 感動しますよね

きっかけは オダギリジョーのファンで ビデオを借りてみよー、みたいな。
しかし すっかり クウガの魅力にはまって。クウガを見てるときは
ジョーさんは私のなかで雄介になってしまいました。
第一話では 変身するとジョーが見れないよとがっかりしてたのに
そのうち 変身したクウガを待ちに待ったりして。
クウガは 涙と笑顔なしには 見れなかった。
映画で 復活というか 又姿が 見たいです!!




かりみさん
<TRCS−2000>

TRCS−2000が劇的に登場するのがEPISODE4ですが、 すごい!このエピソードは。特撮史上、歴史に残る名勝負!

TRCS−2000を初めて見たとき、五代君がものすごく嬉しそうなのですが、 赤クウガに変身してアクセルをふかすときには、仮面の下の、やる気が見える。
そして、こだわりの発進シーン(笑)約1秒!
クラッチを握って、ギアを入れて、アクセルふかして、ぱーって飛び出して 行きます。
(クウガのクラッチを握る手が!・・・このアップ、超希少シーンです
それに、0,2秒くらいなので、見逃します。サブリミナル効果かもしれない(^^);)

そして「音」。エンジン音自体もとても良いんですが、 エンジンの回転があるところまで上がると、 エキゾーストノイズが、入ります。
これが、航空機の様な甲高いフィーンという音がします。 きれいな金属音で、スピード感を煽られますよね。

杉田さんがやられる〜ってところで、間一髪間に合ったクウガ。
ウイリーしながら(前輪上げ)怪人を蹴散らして、止まった瞬間、 ジャックナイフターンで思いっきりアタック。(後輪上げ)
(戦士のしもべ様の名場面のところです)

ウイリーでまでは予想していたんですけど、ジャックナイフでのけぞりました。
こんな事が出来るなんて、というのと、こんな演出誰が考えた!?
知らないうちに一気に、血圧上昇。
この一発のジャックナイフアタックで、今まで走るだけだったTRCSが、 急に武器として見えてきます。
これがなければ、この後の廃屋での追跡シーンが、 あれほど殺気を帯びて見えることはないでしょう。
ジャンプとか、階段を上ったりとか、楽にこなしているように見える 技の一つ一つが、びしっと綺麗に決まっていて画面に釘つけ。
襲いかかる怪人をウイリーでばしばしっと右左に打って、車の窓にガン。
割れた窓ガラスが恐怖感をすごく起こさせて、タイヤが堅い物に思えます。
更に、たたみかけるように戦闘に入っていくもんだから・・・・


直前に、一条さんと五代君の、物語の根幹に関わるような会話で、 静のシーンで「魂の揺さぶり」をしかけられて、直後に クウガにギアを入れられて、一気に動のハイテンションに引き上げられ、 後は一歩一歩階段を上るように高揚させられ、戦闘シーンで火をつけられて・・。
やられちゃってますね。
サムズアップした頃には、こっちは息が止まってました。(笑)
そしたら、だめ押しに、サムズアップするクウガと一条さんの引きショットの 手前にちゃんとトライチェイサーが入っているじゃないか〜〜!
それも、こけていなくて、ちゃんと2人のほう向いてるし。(くー;(><); 倒)

あ、も、いるだけでいいです、TRCS−2000。強くて美しい!
ゴメンDR、やっぱり惚れてしまいました。
なんといっても、「21世紀最初のライダーズマシン」なんだから。


後で、公式HPの設定を見てみると、あれえ、なんか変?
普及型TRCSはガソリンエンジンを搭載。じゃあ試作機だけがなんで 無公害イオンエンジンアレグロを積んでいるの?
TRCSの開発は、警視庁上層部の意向で、始まったアレグロエンジンを 使う為の試作だったのか。上からのプッシュがないとそんなに予算がつか ないでしょうし、悪路走行性能かつ時速300キロって、 これってなんだか無理難題。フレームめっちゃ歪みそう。
技術者のかたがた、大変だっただろうに。
それでも、血と汗と涙で完成したアレグロ搭載プロトタイプですけど、 これは国内に一機しかないしコスト掛かってるし、一体誰が乗るか 問題になりますよね。実際に時速300kmで、追いかけなきゃ ならない犯人いないもん。(未確認以外はね)国民の血税つぎ込んで 開発したのに、実用化されないなんて、って警視庁が非難受けるのは確実です。 そこであわてて、同じフレームにガソリンエンジンを積んで普及型を 作ったのかなと。
コスト削減のため削られた機能というのは、主にエンジンの事だったんだ。
かくして、試作機はいつでも発進できるというのに、 お蔵入りされてしまったんでしょう。
一条さんが、五代君にTRCS−2000を渡さなかったら、 そのままいつまでも日の目をみなかただろうに・・・
ちょっと不遇な雰囲気も漂わせてます。

TRCS−2000は、どう見ても、所有者:一条警部補、使用者:五代雄介
ですよね。後々で、アクセルがトライソードにもなるし、 「触れれば斬る」みたいな感じで凄烈で、イメージ的には一条さんだ。
(って、時代劇ではないんですが(^_^;)) それにしても、五代君の相棒であり、クウガの闘うための武器であり、 ここまで強烈に印象つけられたライダーズマシンが今まであったでしょうか?

誰もがトライチェイサーに惹かれる理由が分かります・・・・。




黒RXさん

僕は、RXを見て育った世代で、クウガが様々なフォームに変身するのを見て、惚れました!
しかし、それ以上に、誰かの笑顔のために、いえ、みんなの笑顔のために戦う五代さんに、元気をもらいました。
ライダーは強くあるべきだと思います。力の強さではなく、心の強さです。一条さんが、B1号を倒した時、彼は、間違いなく人を殺したのだと思います。並の覚悟じゃ、人は撃てません。
戦うことの悲しさを背負って戦った五代さん、一条さんの記録を劇場で!
とか偉そうな事を言いましたが、結局ただ劇場で見たい!クウガを見たい!そう思います!




やもめのゴリさん

未だに衰えないクウガの人気。(当然一時よりはかなり落ちましたが)映画の話も途絶えてしまった今、ファンとしては形はクウガにこだわらないのでクウガテイスト(クウガイズム??)があるひとつの映画作品を楽屋オチで構わないのでクウガの出演者をちりばめつつ作ってくれないでしょうか??とにかくあの署名を無駄にして欲しく無いのです。




「(c)2000 石森プロ・テレビ朝日・ASATSU D.K.・東映」